Yona’s blog

思いついたらなんか書く

そろそろ後輩を育成したい(Y講座再開の意)

この記事はICTアドベントカレンダーの12月10日49時の記事です。

前日の記事はISATUAKU君(http://nejimawaso.hatenadiary.jp/entry/ict_Calendar8)です。

後日の記事はねむじん君(@nemu_sou)です。  

今回の話題は「後輩育成について」です。

後輩を育成したいよね

私はこの二年間ずっと言い続け、達成できなかったことがあります。それは「後輩の育成」という,これからのICTの活動に関わってくる(と思ってる)大きなことです。

後輩の育成って大事ですよね。後輩を育成することによって技術を継承する流れを作って、先輩がいなくなっても戦える人材を残すのってとっても大事だと思います。

何を継承したいの

僕が後輩に何を継承して何を育成するかというと、僕が愛してやまない「電子工作」です。僕のその技術は去年のDiscussionNaviに遺憾なく発揮されていることは皆さんご存知ですよね???????

去年の僕は、製品を分解・信号を解析して仕様を把握し、回路のパターンを読んで回路図を解析して不要な部分を取り除き必要な部品だけ使う(要はリバースエンジニアリング及びハック)という事をこなしました。 こなすと同時に、これだけのことができる技術を後輩に教えたいなと思いました。

なぜ教えるの

なぜ後輩に電子工作を教えたいかといいますと、ICTには「ArduinoとかRasPiをこれから使うかもしれない」「沖縄高専には主に電子工作を行う授業がない」という2つの課題(問題?)があるからです。

この2つの問題が同時に発動すると、「プロコンの予選が通ってから電子工作を勉強するのは大変で、しかも周りに教えてくれる人がいない」という地獄が出来上がります。

これを回避するためには、ICTに電子工作とい う技術を残し続けなければいけません。(一度地獄を味わった某ハッカーズのホワイト君が有名ですね) 。 せめて「情報通信システム工学科」が「電気電子はんだ付け電子工作学科」だったらもう少し状況は良かったかもしれません。世の中って理不尽ですね。

技術継承はできたの?

 電子工作の地獄をこれ以上生み出すのは心苦しいので、後輩には自分の持っている知識・技術を継承したいと思うようになりました。 そんなわけで電子工作を教えようと思い立ったのは二年前ですが、後輩に教えようとしては別々の大会に出たり、課題が忙しかったりでタイミングが合わず結局教えてません。

個別が難しいなら、春休みに講座を開けばいいじゃないか。そう思って一度だけY講座(Yoza講座)という形で挑戦しました。しかし当初人数が多すぎて上手く教えることができず、はたして効果があったのか?その感触 はイマイチわかりません。(そもそも教育とは遅効性のものだけど)

じゃあもうY講座やらないの?

やや失敗と受け取っているY講座ですが、失敗してわかったことがあります。

  • そもそも1人で20人を満足に教えることは非常に難しい
  • 複数のグループに分割してワークをさせるのは非常に難しい
  • そもそも自分が教員的な立場にに不慣れ
  • 受け手に少しぐらい回路の知識がほしい
  • 後輩が早いうちからどんどん学ばせたほうが良い

この経験を踏まえて、もう次の条件でもう一度Y講座を開きたいと思います。

  • 少人数 5人ぐらい
  • 情報生に絞って(もちろんやりたいヒトはメディアでも)
  • 週1ぐらいで
  • 物を作りながら電子工作の知識を身に着けていく

Y 講 座 再 び

Y講座はまだ続けます。僕の技術を全て某芋に継承させるまでは終わらないし、僕は専攻科を安心して卒業できません。 僕が技術をICTに残すことで、きっといつか何かプロダクトを作る時に役に立つし、きっといなくなりがちな情報生が生き残ってくれると信じています。

僕の高専での時間は全部であと1年と3ヶ月しかありません。とても限られています。この期間の中でできるだけ後輩に技術を継承していきたいです。